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お知らせ
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日記から戦争を見る
日記が残した災害や戦争に関連する記述は、個人がリアルタイムで歴史的出来事をどう見たかを知る貴重な資料だ。 今年も「終戦の月」がやってきた。戦争について一人称視点で見ることで、当時の人々の生活の息遣いと差し迫る不安、悲劇、 […]
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収蔵日記紹介 011 1940年代男性
執筆時期 1942年 執筆者属性 男性(日大法学部→陸軍秋田連隊) 昭和19年にフィリピンのルソン島で戦死した学徒の日記。従軍日記ではなく、召集前から入隊する秋田県の連隊に向かう汽車を降りる場面までが書かれている。 厚手 […]
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収蔵日記紹介 010 1970年代男性の続き
収蔵日記紹介010の男性が書いた家族旅行記。1980年代の家族での国内旅行行程や出費一覧、寺社仏閣の入場券がスクラップされている。 レジャーという言葉が一般化し、海外旅行はまだ高根の花という時代。 チケットが紙で残ってい […]
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収蔵日記紹介 010 1970年代男性
執筆時期 1967~80年 執筆者属性 男性(出版社勤務) 日誌8冊と家族旅行記1冊、案帳と題された企画ノートを収蔵させていただいた。1冊目は「初出勤。朝7時に目がさめ、いよいよ今日から社会人の第一歩が始まると思うと気が […]
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収蔵日記紹介 009 1938年代男性
執筆時期 1938年(昭和13年) 執筆者属性 男性 軍隊日記と題された日記帳だが、軍からの配布物ではなく民間出版社が発行しているらしい。執筆ページは年間通じて10ページ未満。文字がかなり読みづらく、年齢や出征先も不明で […]
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NewsPicksに取り上げていただきました!
オンラインメディア「NewsPicks」の特集「なぜ、いま日記が必要なのか」内で、日記についてコメントさせていただきました。 特集では世界的に高まりつつある日記ブームや、日記を続けるためのヒント、歴史上の人物の日記などに […]
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収蔵日記紹介 008 1945年代女性
執筆時期 1945年終戦直後 執筆者属性 年齢不詳女性(親への手紙として) おそらく中高生くらいが父親宛に書いた手紙。玉音放送について書かれている。 入手段階にはすでに段ボールに張り付けられる形で保存されていた。 以下全 […]
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収蔵日記紹介 007 1960年代男性
執筆時期 1964~65年 執筆者属性 20歳男性(論文として執筆) 論文「明治青年と現代の青年 現代我らいかに生くべきか」というタイトルが付されている。学校に提出された論文であるらしい。明治維新や韓国の朴正熙政権による […]
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収蔵日記紹介 006 1960年代男性
執筆時期 1960~64年 執筆者属性 男性(作家?記者?) 終戦時に高校生くらいの年齢だったらしいので、おそらく30歳頃から書き始めている。娘の誕生の話、仕事の話、世相の話が節目ごとに書かれている。日記帳の半分程度に4 […]
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収蔵日記紹介 005 1981年少女
執筆時期 1979?~80年 執筆者属性 小6~中1 港区在住の少女による日記。日付はかなり飛び飛び。日記の前半と後半で文字の美しさや表現の幅が大きく成長している印象を受ける。学校の席替えや運動会や委員会活動、中学受験の […]