収蔵日記紹介　012　闘病記

執筆時期：平成14年
執筆者：男性　年齢不詳

厚めの日記帳に書かれたがん患者の闘病記。
毎日５〜6行、体調や治療の様子が書かれている。

日によって文字がかなり癖字になっており、闘病の苦しさを感じさせる。
抗がん剤のせいか、舌のしびれや体の痛みについての記述も多い。

日記後半の記述。
部屋が移動ということは、回復したのか、悪化したのか。
手書きの生々しさを感じる。

この2日後、日記は半分近くのページを残して終わっている。
最後の言葉は「みんな早く良くなあれ、私も負けないよ！！」