執筆時期 1979?~80年
執筆者属性 小6~中1
港区在住の少女による日記。日付はかなり飛び飛び。日記の前半と後半で文字の美しさや表現の幅が大きく成長している印象を受ける。学校の席替えや運動会や委員会活動、中学受験の塾通いといった小学生らしい日常が描かれている。
「テレビばかり見ていないで、片付けろ」という母に対して、「私の毎日は勉強と片付けのために生きているようなものだ」「結局、テレビは見れず」と怒りを露わにしている。
中学生になったとたん、気になる異性に関する記述が増えていく。受験は失敗したようだが、高校で留学したいと気持ちを切り替え、前向きに頑張ろうとする姿勢が伺える。
中学以降の日記は架空の人物「アルセーヌ様」に語り掛ける形式をとっている。